ナースフレンド
サイト管理人のnano(ナノ)です。このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科看護技術について豆知識として公開していきます。
今回は、CVPPP(包括的暴力防止プログラム)への取り組みについてお知らせしたいと思います。
まず読み方から CVPPP (シーブイトリプルピー)と読みます。
病院で働いていると、病状により不穏な状態にある患者さんの行動を目の当たりにします。
看護師として、どのように接したり行動したりするほうがよいか?
CVPPP(包括的暴力防止プログラム)は、病状により不穏な状態にある患者さんの気持ちに寄り添い、尊厳と安全を守りながら必要な医療を提供するためのプログラムです。
なぜCVPPPが必要なのか?
効果としては、 CVPPPにより、看護スタッフが高い技術を持つことで、患者さんを隔離拘束しないで済む状況を作り出すことが可能になり、行動制限を最小化しようとすることに役立ちます。 また早期介入が可能になる、身体介入をしなくて済む、怪我がなくなっている、男女問わず出来る、等の利点があります。
基本的にCVPPPの研修に参加することも可能ですが、短期間でCVPPPの取り組みを共有するためでも、頻回に伝達講習などで広げていっています。
今回のポイント1.患者さんの行動を制限しないような取り組み2.なぜCVPPPが必要なのか 意義3.看護師自身 怪我をしないようにする
簡単に説明しましたが、お役に立てれば幸いです。