ナースフレンド

精神科看護師も取得しておきたいICLS資格とは?

- column -
  1. Home
  2. /
  3. コラム一覧
  4. /
  5. 精神科医療技術
  6. /
  7. 精神科看護師も取得しておきたいICLS資格とは?
精神科看護師も取得しておきたいICLS資格とは?
精神科看護師も取得しておきたいICLS資格とは?

こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科医療技術・急変時に対応できるようにICLS資格について、解説をしていきます。

今回は、精神科救急急性期医療入院料病棟(スーパーQQ病棟)に勤務するICLS資格を持つ看護師の青木さんにインタビューを行いました。
ICLSの紹介も踏まえて、いくつかポイントをお知らせしたいと思います。

青木さんのインタビュー記事の前に、そもそもICLS?ってと思う医療従事者向けに解説いたします。
日本救急医学会ICLSホームページより一部引用しております

ICLSとは?

「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。

突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコースの学習目標を端的に示しています。

心停止はどの医療機関のどの部署においても起こりうるもので、いったん発生すれば蘇生を開始するまで少しの猶予もありません。まさに「Immediate(すぐに、間髪をおかない)」な処置が必要となるのです。心停止直後の処置には、あらゆる医療者がチームの一員として参加し、蘇生を行うことが求められています。
 ICLSコースでは、あらゆる医療者が身につけておくべき、蘇生の基本的事項を習得できるようにしています。

ICLSコースとは?

ICLSコースとは 医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。 緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。 講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。

ICLSコースの対象者は?

あらゆる医療従事者が対象になります。
医師、看護師、救急救命士だけではなく、歯科医師、臨床検査技師、医学部学生など様々な医療従事者が受講可能です。

一般の方の場合は?

一般の方は、BLS(一次救命処置)の講習会をぜひ受講し、心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)やAED(自動体外式除細動器)の使用方法を身につけることも可能です。

ICLSコースの申し込み方法は?

代表的な日本救急学会ICLSのページより開催予定一覧からコース種別:ICLSコース・都道府県・受講生公募有りを選択して検索することが可能です。

久喜すずのき病院のICLS資格を持つ看護師

精神科救急急性期医療入院料病棟を保有する久喜すずのき病院の看護師にICLS資格を取得した看護師が在籍しております。

ICLS資格をもつ青木看護師

スーパーQQ病棟に勤務するICLS資格を持つ看護師の青木さんにICLS資格取得に至った経緯や取得してからの心境の変化などをインタビューを行いました。

サイト管理人nano

今回は、精神科救急急性期医療入院料病棟(スーパーQQ病棟)に勤務するICLS資格を持つ看護師の青木さんにインタビューです。
青木さん、よろしくお願いいたします。

看護師
青木さん

よろしくお願いいたします。

サイト管理人nano

まず、青木さんが看護師になったきっかけを教えてください。

看護師
青木さん

精神科看護師である父の影響を受け、同じ道を志して看護師になりました。

サイト管理人nano

ICLSコースを受けようと思った理由(きっかけ)を教えてください。

看護師
青木さん

新卒から精神科単科の病院だったため、急変時や身体面での知識・技術を深めたいと思い受講しました。

サイト管理人nano

ICLS資格を取得するにあたって、大変なことはありましたか?

看護師
青木さん

急変時のアルゴリズムを頭と身体で覚えることが大変でした。
頭では理解しているつもりでも、いざ実践すると思うように動けなかったり、頭が真っ白になってしまったりしていました。
繰り返し練習を行い、技術を身に付けました。

サイト管理人nano

ICLS資格取得前と、取得後で考え方や対応方法の変化はどのようにありましたか?

看護師
青木さん

資格取得前は、急変がとにかく怖かったことをよく覚えています。
「自分の勤務時間帯に、どうか急変がないように……」と祈るような気持ちでした。
取得後は、「ここまで勉強して技術を身に付けたのだから大丈夫」と自信を持つことができました。
また「資格を持っているのだから、しっかりしないといけない」という責任感も感じ日々復習をするようにしています。

サイト管理人nano

これからICLSを取得する精神科看護師さんにアドバイスをお願いします。

看護師
青木さん

よく精神科は、身体的技術が身につかないと言われます。私は、そうではなくて精神科看護師だからこそ、身体的なアセスメントやいざという時の看護技術を身に付ける必要があると思います。
なぜなら、患者様の精神症状により苦痛の表出ができない方が多くいらっしゃるからです。異変のサインに気付けずに経過してしまうと急変につながる場合もあります。私のように、臨床で働いていても中々急変対応に自信が持てない看護師もいるはずです。
資格取得することで、自分に自信を持ち活き活きと勤務ができると思います。

サイト管理人nano

ICLSのお話しが聞けてとても勉強になりました。
本日は、お忙しい中ありがとうございました。

インタビューを抜粋して掲載いたしました。
ICLS資格をもつ青木さんは、とても活き活きとした表情で、精神科看護に取り組んでいる姿がとても印象的でした。

今回のポイント
1.ICLSコースとは 医療従事者のための蘇生トレーニングコース
2.ICLSコースの対象者は、あらゆる医療従事者
3.精神科看護師だからこそ、身体的なアセスメントやいざという時の看護技術を身に付ける必要がある

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、ICLSに興味をもった看護師さん、これからICLSを取得する精神科看護師さんのお役にたてれば何よりです。

精神科救急医療入院料 保有1位の久喜すずのき病院で一緒に働きませんか?
精神科看護師募集ナースフレンド
認定看護師が複数在籍・教育システムが充実しており
精神科のプロの看護師が目指せます。
精神科経験者・他科からの転科のかたでもプリセプター制度を利用して一から丁寧に教えます。安心して勤務をすることが可能です。
CONTACTお問い合わせ
  ナースフレンドをご覧いただき精神科看護について、興味を持っていただきありがとうございます。お問い合わせは下記より
応募はもちろんのことお問い合わせフォーム、お電話でのご質問にも対応いたします。
PAGE TOP