こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科看護技術について、また一般科(一般病棟)から精神科看護師へ転職について解説していきます。
今回は、一般病棟の経験を生かして精神科看護師に転職する十分すぎるメリットについて、お知らせしたいと思います。
目次
一般病棟で培ってきた手技・手術や注射・点滴などの医療処置・他の看護師との連携などはもちろん精神科看護師としても、とても役に立ちます。
とりわけ医療処置の仕事に関しては、スムーズにいくことは間違いありません。
精神科のお仕事は、一般病院と比べると処置や注射・点滴などが少ないと思われがちです。
しかし実際は、精神科の中でも、精神科救急や高齢者病棟・認知症BPSD・合併症状の治療を行う病棟では、注射や点滴など医療処置が数多くあるのが現状です。
精神科なら、ゆっくり患者さんと話せる・処置手技がいかせないと思われる看護師さんもおりますが、一般科の経験のある看護師さんからは一般科と変わらない処置や点滴数といった声をよく耳にします。
一般科経験者の看護師さんの処置方法を近くで見ても、ずばり手際がよい。
さすが一般科経験者とわかります。
患者さんからの、病気に対する訴えが一般科は精神科に比べ汲み取りやすかったかもしれません。
患者さんから、痛い箇所があれば右肩が痛い・術後であれば部位を手で示して、まだこの箇所が痛むんです。
何か突っ張っている気がするなど、患者さんが言葉や動作で示してくれて伝わってきたかと思います。
(補足:示してくれない患者さんもおりますが。)
精神科では、精神症状からくる体調不良もあり、何かモヤモヤして少し頭が痛い症状があっても自分の言葉では言い表せない状態によく直面することが多々あります。
そんな症状の状態で患者さんでも、親身になって何とか聞き取ろう・対応できると思った看護師さんは、精神科向きの看護師さんかもしれません。
病状や時期にもよって異なりますが患者さんに対して、何か看護師からアプローチをしても実際患者さんの中で起こっている症状を話してくれない時期もあります。
動作や表情から、異変に気付き対応していくのも、身近にいて頼られる存在の精神科看護師ならではの看る力が発揮されます。
日本は、1970年に「高齢化社会」に突入しています。 その後も高齢化率は急激に上昇し、
1994年に高齢社会、2007年に超高齢社会へと突入しました。
今後も高齢者率は高くなると予測されており、これからは超高齢社会に向けて2025年には約30%、
2060年には約40%に達すると見られています。
超高齢社会が進むと切り離すことのできないテーマが認知症です。
認知症患者さんの医療のニーズが増えていく、必然的に精神科看護師のニーズが高まることにつながります。
一般科で、認知症の患者さんが点滴を抜いてしまい治療の継続が受けられないなど、困っていた対応も
例えばアルツハイマー型認知症の病気についてや周辺症状(BPSD)、どういった薬が使用されているのかなど詳しく知ることが大切です。
BPSDの周辺症状を把握し「いま、なぜこの症状が現れているのか?」原因を理解した上で適切な精神科看護師としてのケアをおこなえば、症状を緩和させることにつながっていきます。
自分から調べたり・学んだりする事を取り組むことも大切ですが、久喜すずのき病院では定期的に、院内の勉強会もあり現場を経験しながら病気を理解し成長していく精神科看護師になっていきます。
院内の勉強会や精神科医師による講演会など、ステップアップの階段を用意しています。
一般科に培った医療処置の技術などで身体症状への対応と精神科における精神症状を看れる+コミュニケ―ション技術を習得すれば、身体症状と精神症状の両面からアプローチできる看護師に成長していきます。
今回のポイント
1.転職することで、一般病棟の経験が充分生かせる精神科看護師になれます。
2.超高齢化に向けた認知症に対する看護師の看る力・知識が取得できます。
3.身体面と精神面(こころ)の両面からアプローチできる看護師に成長していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、一般病棟の看護師経験が十分役に立ち、不安・対応がわからないと思ったていた精神疾患を持つ患者さん・認知症の患者さんを看る力のある精神科看護師に成長しなっていくという事がおわかりいただけましたでしょうか?
将来、精神科看護師への道の先として、久喜すずのき病院で出会えたら幸いです。