こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科看護技術・これから精神科の新卒看護師として活躍する就活生向けについて情報を公開していきます。
今回は、新卒精神科看護師の完全就活マニュアルと題していくつかポイントを紹介したいと思います。
まずは、新卒精神科看護師として働くにあたり、金銭的な面も気になるポイントのひとつですよね。
実家から通う場合と、家を借りて一人暮らしで通う場合など必要な生活費は様々ですが、生活をするうえで給与は大切なポイントのひとつですのでしっかりチェックしていきましょう。
目次
アルバイトをしていると気になる時給ですが、どのように最低賃金の金額がきめられているのか?これから新卒看護師になるあなたに!ご存じかと思いますが、給与の話しの前に時給にまつわるおさらいです。
使用者が労働者に対して支払う給与の最低額を定めた法律のことで、各都道府県ごとにその額が定められています。
各都道府県ごとに違うというのがポイントです。
埼玉県最低賃金は令和5年10月1日から時間額1,028円に改定されています。
埼玉県の場合は原則として、県内で働くすべての労働者(臨時・パートタイマー・アルバイト等含む)に適用されます。
簡単にですが、計算してみましょう。
仮に年間を通して 月21日 × 実労働1日7.5時間 × 時給1,028円 では、161,910円
この161,910円が基本給になるのではなく、基本給や毎月必ずもらえる手当などを含めての金額になるので、注意が必要です。
例えば 上記の勤務の例ですと 基本給が 151,910円 毎月必ずもらえる住宅手当10,000円合計支給額で 161,910円になることもありえるんです。
最低賃金がわかったところで、新卒の精神科看護師の場合をみてみましょう。
勤務先によってかなり異なりますが、この勤務先というのがポイントで先ほど紹介したとおり都道府県によって最低賃金が異なりますので、都会のほうがズバリ高いです。
埼玉県は、首都圏の中でも東京都・神奈川県に次ぐ堂々の第3位です。
新卒看護師の、月収や年収がいくらぐらいなのかわからないと思いますが、相場は
新卒の月収※総支給(額面)での基本給の平均は20万円程度で、手当てなどを含めると約24万円です。手取りは、21万前後です。
月収と呼ばれるものは、給与でいう基本給や各種手当が含まれているものです。
相場は、基本給の平均は20万円程度で、手当てなどを含めると約24万円ですと書きましたが、当然夜勤や時間外手当を含めれば、基本給の平均は20万円程度で、手当てなどを含めると約30万円です。手取りは、25.5万前後です。と書くことができてしまうのが現状です。
このようなことが、新卒の看護師さんが迷ってしまう一因かもしれません。
入職してから、もらえる基本給や毎月固定で支給される手当を確認しましょう。
求人票やホームページに書かれている項目のチェックが大切です。
基本給・各種手当(住宅手当・食事補助・休日手当・夜勤手当)などがあったとします。
実際、入職してから業務に慣れるまでは日曜祝祭日に出勤したり、夜勤にいきなりシフトを組まれることもありません。
職場によって様々ですが、入職してから6か月後~10か月前後まで、つかない手当がありますのでチェックしましょう。
今回は、久喜すずのき病院の新卒精神科看護師の給与を例として説明します。
基本給 231,900円 (近隣でもかなり高い水準)
住宅手当 10,000円
食事補助 3,750円
合計 245,650円 が、入職してからもらえる月収になります。
先ほどの埼玉県の賃金と比べてもかなり、上回っていることも確認できます。
4月入職の6ヵ月後夜勤のある場合
基本給 231,900円
住宅手当 10,000円
食事補助 3,750円
休日手当 4,000円 日曜を2回出勤
夜勤手当 57,000円 夜勤1回あたり、11400円を5回
合計 306,650円 が、6ヵ月後夜勤のある場合にもらえる月収になります。
ほかに時間外手当もあれば、さらに月収が増えます。
よく給与月30万円以上もらえますの謳い文句があったりします。
もらえる時期が入職当初からでないというのを知っておくほうが 給与明細を見た際に、安心がえられると思います。
月収から、各種社会保険(社会保険・厚生年金・雇用保険)と所得税をひいた金額が給与として口座にふりこまれる金額です。
各種社会保険完備の謳い文句ですが、保険完備はとてもうれしいのですが、当然保険料が引かれますので、手取りは少なくなります。
いくら位、社会保険って引かれるの?と気になった場合は、前回コラムの精神科看護師も知っておきたい標準報酬月額にについてをご覧ください。
国民皆保険制度で、医療保険は運用されており、全員が保険料を支払うことでお互いの負担を軽減する制度のため納得できます。
賞与は、基本給の〇カ月といったような計算方法で決まります。
この〇カ月というのも、勤務先によって異なりますので注意が必要です。
また、基本給のお話しをしましたが月収が同じでも変わってくるのもポイントです。
賞与が2カ月支給された 異なる職場のAさんとBさん
私は、月収23万円だから、賞与は40万もらえたわ
私は、月収23万円だから、賞与は46万もらえたわ
何かおかしい? その差6万円
Aさんの職場は、新卒看護師として 基本給20万円 + その他手当 3万円
Bさんの職場は、新卒看護師として 基本給23万円 + その他手当なし
おわかりいただけましたでしょうか?基本給の何か月と支給条件の場合は、
同じ支給2カ月賞与で6万円という大きな差が出る場合もあります。
月収も大切ですが、賞与に影響しますので基本給の違いもよく見る必要があるのもポイントです。
賞与は、多くの医療機関の場合 夏と冬に支給されます。
新卒の方は夏の賞与は基本給の0.Xカ月分程度の支給されるか、まったく支給されない場合もあります。
賞与の手取りもですが、数十年前の法改正2003年(平成15年)4月に賞与からも、社会保険料の控除がありますので、額面どおりとはいきません。
久喜すずのき病院の場合は、7月と12月に賞与が支給されます。
新卒の精神科看護師に夏と冬の賞与を久喜すずのき病院では支給しております。
新卒の場合は、7月に 0.34か月 155,373円
12月に 2か月 463,800円
翌年以降は、基本給に昇給分を加えた 年間4か月 7月に2か月 12月に2か月支給されます。
通常年収は、1月~12月で計算しますので、新卒の場合は4月から12月までで計算します。
一般的な新卒看護師の平均年収(4月~12月)は、230万~300万円ほどです。
久喜すずのき病院で、平均年収(4月~12月)4月から入職して10月から夜勤を毎月5回程度行った 場合は、315万円となります。
翌年1月から12月まで、夜勤を毎月5回程度行った場合は、時間外を除いて年収は460万円に達します。
今回のポイント
1.月収(額面)も大切ですがその中でも、内訳もしっかり見る
2.月収・手取りの違いを理解する 手取りは、社会保険が差し引かれた金額
3. 将来を見据えて安定した収入が得られる病院を選ぶ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、新卒精神科看護師さんの職場選びと将来へのビジョンにあった道の先として久喜すずのき病院で出会えたら幸いです。