精神科看護師のための 　精神科看護師　スキルアップ

こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ）です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科医療技術のスキルアップについて、ポイントを公開していきます。

今回は、精神科看護師としてスキルアップできる方法や、ポイントをいくつか紹介したいと思います。

精神科看護　スキルアップする方法　とは？

精神科看護においてスキルアップと考えた際に、患者さんとの信頼関係を早く築きたいなど、
会話＋対話におけるコミュニケーションがとても大切です。

ここでは、会話に加えて、対話という言葉も使いたいと思います。

精神科看護における会話と対話

何が違うんだろうと思いますよね。

会話は、何気ない日常の中で「おはよう」の挨拶から始まり、こんなことがあったんだとなど人と人とが存在を確認するかのようなコミュニケーションかと思います。

会話は、沈黙が続いてしまう・話が続かない・緊張して話すことが浮かばないなど苦手に思う方もいると思いますが、無理に話す必要もないんです。

精神科看護において動作や仕草など、話さずとも相手から感じられるものも立派な会話です。

精神科看護師における対話とは？

精神科看護をしていく上で、患者さんが看護師を集めて自分の話をしてくれる場面は当然ありません。

情報共有をしながら、相手の意図を組みながら「聴くこと」「聴きあうこと」「お互いの意見を話す」など「あなたの言葉をきちんときいていますよ、相手に感想や意見を伝えること」が、精神科看護の対話　丁寧に傾聴する誠実な態度が必要である事と言えるでしょう。

情報共有には、患者さんが周りに知ってほしい・知られたくないことなど判断が難しいことがありますが、今回は周りの看護師に知って欲しい場合の例を紹介します。

ある日常のコミュニケーション
患者さんから、旅行の話しを会話（傾聴）

別の日　何気ない会話の中で

この日常会話は、患者さんの事をよく情報共有することがないと、患者さんと看護師A・看護師Bの会話が成り立たないのがわかる会話です。

患者さんの病状も含め人物像を的確に捉え、最善の看護を模索する過程はとても大切です。

患者さんとしては、自分の話をよく聞いてくれている、些細な会話の中でもコミュニケーションを繰り返すことで患者さんの悩みや困っていることなど会話から対話に向けた準備が少しずつ整っていきます。

いきなり対話を試みようとするのではなく、会話の中から自分のことをわかろうとしてくれてる積み重ねが信頼関係や患者さんを観る看護へと結びついていくのがポイントです。

精神科看護師さんにおススメの資格

コミュニケーションの会話と対話の話しをしましたが、私はそれにプラスして目で見てわかるステップアップも目指したいという看護師さんにおススメの資格

資格取得には時間がかかりますがケアマネジャー・認定看護師・専門看護師を目指すという方法もあります。

ケアマネジャー

精神病棟で看護師勤務の実務経験（通算5年以上（従事日数が900日以上））があると、ケアマネージャーの試験を受けれる受験資格が手に入ります。

久喜すずのき病院では、認知症の患者さんも数多く入院しております。
ケアマネージャーの資格を得ることで退院後の介護保険で使える様々なサービスなど医療・介護の連携の礎になる知識も得ることができます。

認定看護師

久喜すずのき病院には、認定看護師が３名勤務しております。

認定看護師の勉強会も定期的に開かれており、身近にいる認定看護師に話しが直接きける。
個別の対応方法の有無など勤務しながら、スキルアップに貢献することは間違いありません。

さらに、久喜すずのき病院では、認定看護師取得に向けたサポート体制も整っています。

専門看護師

久喜すずのき病院には専門看護師が在籍しておりません。

現在１名専門看護師取得に向けて、準備（通学中）をしており病院としてサポートしております。
数年後には、久喜すずのき病院にも専門看護師が誕生します。

今回のポイント
１．精神科看護　スキルアップには、コミュニケーション能力が必要
２．対話を実現するには、日常の会話も重要である
３. 資格スキルアップをサポートしている久喜すずのき病院

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、看護師さんのスキルアップは実際の看護業務の中のコミュニケーションに存在します。
ほかの看護師が話している良い言葉だなと思ったことをメモするなどステップアップの小さな一歩です。少しでもこのコラムがお役に立てれば幸いです。