こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科医療技術について、ポイントを公開していきます。
今回は、精神科看護師として精神科看護 大切なことについて、ポイントをいくつか紹介したいと思います。
目次
精神科看護においては、芯がブレずに、冷静に対応できることがとても大切です。
患者さんと話しをする時は、丁寧な言葉使いで対応するのが基本です。
愛称で呼ばず、敬称で呼んで、信頼関係を築いていきましょう。
この考え方・方法が患者さんにとっては良い事(看護師の個人的な判断)と決めつけず、決して威圧的・管理的・命令的・指示的な態度はとってはいけません。
看てもらうって?、逆のことではありません。
看護師の業務のひとつ、ひとつが患者さんは「看ている」のです。
看護業務のどれをとっても、信頼できる看護師の動作・仕草にはあらわれるものです。
患者さん本人とのやりとりだけではなく、「他の看護師とのやりとり、声掛け」「他の患者さんとのやりとり・声掛け」なども良い印象を与えるのか?悪い印象を与えるのか?声のトーンなど重要なポイントのひとつです。
病状によって、とにかく明るく接する看護師がいい場合と、落ち着いて話しを聞く傾聴する とにかく物静かな看護師の面を切り分けて使う能力も大切です。
精神科看護において、いつも同じ顔を見せるのではなく患者さんの病状やこころの変化によって寄り添う姿勢が必要です。
看護師から話しかけたほうがよい場合と、患者さんから話しかけてくれるのを待つ時期
きっかけを待つことも、こころの変化に気づくためにも大切な精神科看護です。
目にみえる看護のかたちにとらわれず、患者さんと ゆっくり関係性をはぐくんでいけばよいと
冷静に考えることが大切です。
上記のような事柄を、総称して精神科医療技術とココでは言います。
時期によって異なる対応が必要になる
1.入院した直後の患者さんとの関係性・距離間
2.入院して病状が落ち着いた患者さんとの関係性・距離間
3.退院間近の患者さんとの関係性・距離間
入院した患者さんに、こうした方がよい、こう考えればよいなど
看護師からの一方的な働きかけは、、思うようには反応してくれません。
患者さんから見れば、迷惑行為でしかないかもしれません。
患者さんが落ち込んだ状態やイライラしている状態の場合に、コミュニケーションといってむやみに話しかけたりする事は逆効果になる場合がほとんどです。
適切なタイミングを見極めることが重要です。
挨拶を繰り返し、患者さんの表情の変化を見逃さず、介入のきっかけを観つける看護をしていきましょう。
小さなことを見逃さない、繊細な観察も大事な看護の一環であることを忘れないのがポイント
患者さんが治療に関心を持っている場合や、表情が入院当初とは明らかに変化した場合・入院中の作業療法など参加して感情が安定している場合には、コミュニケーションを行うタイミングとして適しています。
患者さんの立場や気持ちに寄り添いながら、適切な共感を示すことができる時期です。
患者さん自身が自分らしさを取り戻していく過程をよく観ることがポイント
退院間近の患者さんには、過度にかかわらず、患者さんの求めに応じ暖かく見守る精神科看護へと変化していきます。
退院間近には、患者さんとの信頼関係が深まり、患者さんが元の生活に戻っていく精神科看護の治療効果を実感できると思います。
患者さんがこうして欲しい要求や訴えをそのまま受容し、迅速にその事を対応することがいつも最善の方法ではありません。
むしろ、要求や訴えをそのまま受容することが依存性を高め、自立を阻害することさえあります。
受容することが保護的な関わり・教育的な関わりなど、病状により精神科看護(ケア)は変わっていきます。
チームとして看護師は、動いていますので看護計画で方向性を定めチームの看護師が同じ方向・意識を高め患者さんが安心して治療もしくは療養できる環境(場所・時間)を築いていくことも大切な精神科医療技術のひとつです。
1.安心できる場所と時間を提供する。
2.自分らしさを取り戻していく過程を、暖かく見守り、じっと待つ。
3.介入のきっかけとなる、小さな変化を見逃さない観察も大事な看護であることを認識する。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、精神科看護 大切なことのポイントをいくつか紹介させていただきました。精神科看護を行っていくうえで、少しでもお役に立てれば幸いです