サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科看護技術について、また長く勤められる職場・ご自身で納得して気にいった職場選びのポイントを公開していきます。
今回は、精神科看護師としての職場選びのポイントについて、お知らせしたいと思います。
まず自分が病院やクリニックに勤務する上で、勤務条件など何が重要と考えているかご自分でメモを用意して箇条書きに書き出してみましょう。
なるべくメモに書かれた条件に合うように、作成してみました。
このような事を重要に考えた場合の、見学や面接時のチェックポイントです。聞かなきゃダメです。
ご自身で勤める職場なので、勤務先もあなたを採用するかどうか判断しますが、もちろん主役はあなた
看護師として勤務するかどうかは、あなた自身の判断が可能です。
それでは早速ママさんナースのチェックポイントです。
看護師として勤務することも大変ですが、成長するお子さんを見守りながらも、お子さんも手がかかる心配な時期ですよね。
子供を預けるにあたり、ほとんどの家庭があなたもしくは配偶者がお子さんを保育所に送り迎えをしなければなりません。
今回はママさんナースが、院内保育室等を使うと想定してのチェックポイントです。
我が子を少しでも近くで見守りたいなら、院内保育や職場の近くに保育所があるのも重要なポイントだと思います。
院内保育室または、職場の近くで運営している保育所はありますか?と必ず聞きましょう
利用できる時間帯や、利用料金など細かく事前に聞いて把握しておきましょう。
またお車の場合は、きちんと保育所前に駐車できるスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。車の乗り降りも安全第一ですからね。
勤めてみるまでわからないと思われがちですが、面接時にママさんナースの職員数などを聞いてみましょう。20代や30代が多く在籍する医療機関であれば、子供の急な体調不良で早退されるナースに快く対応できる職場環境が整っています。(必然的に、対応する環境が職場に整備されます)
お子さんが小さいときは、職場内での持ちつ持たれつ(相互扶助)の考えが浸透しております。
面接の際、子供が熱を出た場合、面倒を見てくれる両親はいますか?その場合は出勤できますか?と聞いてくる医療機関は注意したほうがいいかもしれません。
人手がたりない医療機関がよく使う言葉のようです。
看護師として働くうえでワークライフバランスを考慮し、パート勤務を選択する場合もあると思います。
看護師のワークライフバランスって?と疑問に思う方は、日本看護協会のサイトがありますのでオススメです。
参考 日本看護協会 看護職のWLB実現の必要性 より引用
https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/wlb/wlb_part1.html
看護職のワーク・ライフ・バランス推進ガイドブック
https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/wlb/guide/pdf/wlbguide.pdf
月の出勤日数・勤務時間帯は、無理しない日数・時間帯で働くのが重要なポイントです。
慣れてきたら、勤務日数や勤務時間を延ばすこともあるかと思います。
面接時には、入職後慣れてきたら勤務日数や勤務時間を増やすことが可能かどうかをきいておくのもとても大切な事です。
職場によって異なりますが、一般的に給与締め日の翌月から勤務日数や勤務時間を変更できる職場が多いです。
シフト制が多く月ごとにすべて、勤務日をすべて決めるのは、難しいと思いますが勤務日数や勤務時間など融通がきく条件は、ぜひ相談してみてください。
医療機関に常勤で勤務する場合、退職金制度があるかどうかもポイントです。
3年以上勤務すると退職金がもらえる医療機関がありますので、まったく制度がないより退職金制度がある医療機関をおススメします。
退職金制度の有無 また在籍〇年以上など必ずきいておくポイントです。
賞与について
賞与支給月の直近6か月の在籍・勤務状況などで、決定する場合がほとんどかと思います。
医療機関で病院の例ですと、病床稼働率で支給が決定してしまうと医療機関もあるそうです。賞与をあてにしてるのに、減らされてしまったり、支給されないなどあったら生活スタイルに影響が出てしまいます。
賞与の支給条件も、必ず聞いておくのもポイントです。
昇給について
毎年〇月に、昇給がある場合、過去3年間におおよそ、どのくらい昇給があるのかも聞いておくのもポイントです。
賞与で書いた内容と重複しますが病床稼働率で支給が決定してしまうと医療機関もあるそうです。生活スタイルにも影響しますので、臆せず聞いておきましょう。
年間の公休日数や月別の公休日は、医療機関によってさまざまです。
4週8休という医療機関もあれば、年間休日110日 年間休日120日の医療機関もあります
例えると
年間休日106日 年間365日 - 公休日数 106日 = 勤務日数 259日
年間休日120日 年間365日 - 公休日数 120日 = 勤務日数 245日
差 259日-245日 = 14日 2週間圧倒的な差です。
給与やその他条件が同じだった場合に、決め手になるかと思います。
法改正があり年次有給休暇が10日以上付与される方は、付与された日から1年以内に年5日の消化義務となりました。
5日は必ず消化できるとして、ワークライフバランスもたもてるよう有給が取りやすい環境の職場を選ぶのもポイントです。
有給が取りやすいかどうか?どう判断すればいいの?
有給消化率を聞いてみましょう。 一般的な目安の平均は、65.0%です。
参考 日本看護協会が実施した「病院看護実態調査(2022年)」によると、2021年度の正規雇用の看護師の有休取得率の平均は65.0%です。
入職してから職場の雰囲気はどうか?かなり気になりますよね。
面接だけ受けにいくのではなく、事前に医療機関内を見学できるかどうか?
相談しておきましょう。ご自身で勤務する職場なので、雰囲気を肌で実感しましょう。
また面接官(看護師長さんや看護主任さん等)以外に、話しを聞くことができるかどうか事前に聞いておくのもポイントです。
シフト制で動いていますので、いきなり現場のナースと少し話を聞いてみたいと言っても対応が難しい場合も十分ありえますので事前に相談するのがベストです。
自分と同じ年代のナースや、家庭環境が近いナースの条件を伝えて5分程度で構いませんが実際の現場の声(業務量や一日の流れ・良い面もあれば、仕事ですので少し大変な面)など事前に聞いたほうが、実際に勤務した際の想像していたギャップなくスムーズに働くことがより可能になると思います。
条件にあった職場が自宅の近くあり、歩いてでも通勤できればいいのですがなかなかそうはいきません。
毎日のことですので、自宅からの通勤経路・かかる時間移動手段などを確認しておくことも重要なポイントです。
自分のペースで、車通勤したいと思う場合は、車通勤可能かどうかも必ず聞くポイントです。
車通勤やバイク通勤をする場合は、駐車場が無料かどうか?職員駐車場があるかどうかも確認しておきましょう。
体調管理を万全にしていても、病気で急遽お休みする場合もあるかと思います。
その際に、職場の上司対応について2パターンあると思います。
翌日出勤後
上司:昨日お休みしたんだって?もう体は大丈夫?
昨日休んだ分、代わりにいつ出勤にする?「え!………………….」
上司:昨日お休みしたんだって?もう体は大丈夫?
有給休暇申請、忘れずにね。「ありがとうございます」
医療機関のあるある~かもしれませんが、パターン1がまだ残っている医療機関があります。
パターン2が浸透している医療機関が勤務しやすいのもポイントです。今回のポイント
1.必ず見学をして、目で耳で肌で感じ取りましょう。
2.面接・見学する医療機関のホームページ・募集サイトを見ましょう。
3.勤務する職場を、自分自身で情報収取しましょう(条件)など。
4.面接時に聞き忘れなように、聞く内容のメモを持参しましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、職場選びのお役に立てれば幸いです。