ナースフレンド
サイト管理人のnano(ナノ)です。このサイトでは、単純なものから、より複雑な精神科看護技術について豆知識として公開していきます。
今回は、精神科病院の施設基準についてお知らせしたいと思います。
病院で働いていると、よく、出来高(できだか)病棟・丸め(まるめ)病棟と言った言葉を聞く機会があるかもしれません。
出来高病棟と言われるものは、行った診療行為に対してそれぞれ算定できる病棟をさします。
※例)注射をおこなった場合は、手技量や注射薬剤を算定することが可能
逆に丸め病棟と言われるものは、行った診療行為がすべて1日あたりの入院料に包括(算定がそれぞれできない・一部例外薬剤や精神療法は除く)ことになります。※例)注射をおこなった場合は、手技量や注射薬剤を算定はできず1日の入院料に含まれる
精神病棟の出来高病棟は、ひとつのみで精神病棟入院基本料を指します。精神病棟の丸め病棟は、⚫︎精神科救急急性期医療入院料⚫︎精神科急性期治療病棟入院料⚫︎精神科救急・合併症入院料⚫︎児童・思春期精神科入院医療管理料⚫︎精神療養病棟入院料⚫︎認知症治療病棟入院料 を指します。
現在、厚生労働省では精神科救急医療体制の整備の推進している傾向が強くなっています。
厚生労働省の精神科救急医療体制の整備の推進している傾向を組むのであれば精神科救急急性期医療入院料を有している病院に就職するのが、オススメです。
今回のポイント
1.出来高病棟と丸め病棟がある2.厚生労働省では精神科救急医療体制の整備の推進している3.精神科救急急性期医療入院料を有している病院に就職するのが、オススメ
簡単に説明しましたが、お役に立てれば幸いです。